概要
厚生労働省は、キャリアコンサルタントを目指す方に向けて情報を公開しました。最新の養成講習一覧や令和8年度・令和9年度の試験日程などが含まれます。試験を受けるための要件や費用、合格したあとの登録手続きまで網羅されています。
国家資格として働くための道筋を整理します。公式情報をもとに分かりやすく解説します。
何が発表された?
厚生労働省の公式発表によると、キャリアコンサルタント試験の最新情報が更新されました。受講要件を満たす「キャリアコンサルタント養成講習」の一覧も公開されています。
対象となるのは新しく目指す方です。すでに実務経験を通じて受験を考えている方も対象となります。今回の更新で試験日程や講習の選び方、費用に関する案内が一つに整理されました。計画的な資格取得に向けた準備が進めやすくなっています。
どんな制度?
キャリアコンサルタント試験の受験資格と要件
キャリアコンサルタント試験を受けるためには要件を満たす必要があります。いくつかの決まった要件のいずれかをクリアしなければなりません。
主な要件は厚生労働大臣が認定する養成講習の課程を修了した方です。労働者の職業選択や職業生活設計に関する相談について3年以上の実務経験を持つ方も対象になります。さらに技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験または実技試験に合格した方も対象です。
実務経験に該当するかどうかには細かい基準があります。支援対象者が労働者であることなどが条件です。一対一の相談であることなど細かい基準が設けられています。
試験の日程と費用
試験は年間に複数回実施されます。厚生労働大臣が登録した2つの機関によって行われます。
2つの機関とは特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会です。もう一つは特定非営利活動法人日本キャリア開発協会となります。
学科試験の費用は8,900円です。実技試験の費用は29,900円となっています。両機関で共通の金額です。令和8年度や令和9年度の具体的な試験日は各試験実施機関のホームページで詳細な日程が公表されています。
登録と更新の手続き
試験に合格したあとで活動するためには手続きが必要です。キャリアコンサルタントとして活動するためには名簿への登録が必須となります。
登録事務はキャリアコンサルティング協議会が担っています。登録手数料として8,000円がかかります。さらに登録免許税として9,000円が課税されます。資格を維持するためには5年ごとの講習が必要です。講習を受けて更新を行う必要があります。
いつから、誰が、何をすればいい?
| 項目 |
内容 |
出典 |
| 対象者 |
養成講習の修了者、または3年以上の相談実務経験者など |
厚生労働省公式発表 |
| 学科試験料 |
8,900円(両機関共通) |
厚生労働省公式発表 |
| 実技試験料 |
29,900円(両機関共通) |
厚生労働省公式発表 |
| 登録手数料 |
8,000円(別途、登録免許税9,000円) |
厚生労働省公式発表 |
| 窓口・試験機関 |
キャリアコンサルティング協議会 / 日本キャリア開発協会 |
厚生労働省公式発表 |
なぜ今?気をつけることは?
キャリアコンサルタントの需要が高まっています。正しい知識と技能を持つ専門家を継続的に輩出することが求められています。そのため厚生労働省が定期的に試験日程や養成講習の情報を更新しています。
注意点として養成講習の料金設定は実施機関によってさまざまです。基本料金や会員価格の違いがあります。そのため必ず各機関のウェブサイトで確認する必要があります。平成28年3月までの旧制度の資格を持っていても注意が必要です。登録を行っていなければ名称を使用できないため注意が求められます。
自分に関係ある?
人事や人材開発の仕事に携わっている方が対象となります。ハローワークなどの求職者支援に関心がある方も対象です。キャリアコンサルタントはキャリアアップに直結する資格と言えます。
一方で関係が薄い方もいます。キャリア相談や人材育成の業務に全く関わっていない方です。受験要件である3年の実務経験がない方も該当します。養成講習の受講予定がない方にとっても現時点では直接的な関係は薄いと言えます。
もう申し込める?使える?
- 厚生労働省の「キャリアコンサルタント講習検索サイト」で養成講習を検索し、各実施機関へ申し込む。
- 各試験実施機関(キャリアコンサルティング協議会、日本キャリア開発協会)のウェブサイトで試験日程を確認し、期間内に申し込む。
- 合格後は「国家資格キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター」を通じて登録手続きを行う。
まとめ
キャリアコンサルタントの取得を目指す方は準備を始めましょう。まずは厚生労働省の公開している講習検索サイトを活用します。自分に合う受講方法を探すことから始めましょう。
試験の日程や申込期限を確認することが大切です。計画的に学習を進めることが合格への確実な一歩となります。