ひとことで言うと
英国の住宅の屋根裏で見つかった古いジュエリーのコレクションが、ロンドンのオークションで推定額の3倍以上となる約1億円で落札されました。買取専門店「おもいお」の発表をもとに、古いジュエリーに眠る価値の仕組みや、査定のポイントを分かりやすく見ていきます。
何が発表されたのか
買取専門店「おもいお」を運営する株式会社Tieelによると、イングランド中部ウスターシャー州の住宅の屋根裏から、数十年間にわたってしまわれていた祖母のジュエリーコレクションが発見されました。出品されたのは201ロットにのぼり、2026年10月21日にロンドンのオークションハウス「Elmwood's」で競売にかけられました。推定総額は15万ポンド(約3,180万円)でしたが、最終的な落札総額は50万6,750ポンド(約1億740万円)に達し、世界各地の買い手による激しい競り合いとなりました。
屋根裏から見つかった201ロットのコレクション
今回のコレクションは、中心が1920〜30年代のアール・デコのジュエリーで、200年以上にわたるデザインの品々がそろっていました。長年しまわれていたものですが、保存状態やデザインの魅力が世界中のコレクターを引きつける結果となりました。
カルティエのブローチに高い人気
目玉となったのは、1905年ごろに作られたカルティエのブローチです。リボンを結んだ形で、イエローゴールドとシルバーに古い時代のカットのダイヤモンドが使われていました。推定額の数倍にあたる9,375ポンド(約199万円)で落札され、ブランド名や刻印が残っていたことも価値を裏付けるポイントになりました。
2通りに使えるエジプト調のブローチ
プラチナで作られたエジプト調のブローチも注目を集めました。蓮の花2輪をかたどった2つのクリップで構成されており、別々にも、合わせて1つのブローチとしても着けられるユニークな工夫が施されていました。こうした製品としての作り込みも、評価を高める大きな要因となっています。
数字で見るポイント
今回のオークションにおける主な数値をまとめました。
| 項目 |
数値 |
出典 |
| 出品されたロット数 |
201ロット |
おもいお発表文 |
| 推定総額 |
15万ポンド(約3,180万円) |
おもいお発表文 |
| 落札総額 |
50万6,750ポンド(約1億740万円) |
おもいお発表文 |
| カルティエのブローチ落札額 |
9,375ポンド(約199万円) |
おもいお発表文 |
| 円換算レート |
1ポンド=約212円(2026年10月21日時点) |
おもいお発表文 |
まだ分かっていないこと・今後
今回の高額落札は、オークションという特殊な買い手同士の競り合いによって価格が決まったものであり、一般的な買取査定とは評価の条件が異なります。そのため、すべての古いジュエリーがそのまま同じような高値で売れるわけではない点には注意が必要です。また、コレクションの具体的な持ち主の背景や、すべての品物の詳細な歴史については、元記事では言及されていません。
自分に関係ある?
実家やご自宅の遺品整理、大掃除などをしているときに、古いアクセサリーやジュエリーが見つかることは珍しくありません。自分や家族にとっては「古いだけのガラクタ」に見えても、今回の事例のように、実は貴重な年代のデザインやブランド品である可能性があります。デザインが古い、長くしまっていた、刻印が読めないといった理由で諦めてしまう前に、専門家の目で価値を確かめてもらうことが大切です。
見られる・参加できるか
買取専門店「おもいお」では、ご自宅に眠るジュエリーの査定を受け付けています。利用方法や店舗の情報は以下の通りです。
- 店頭査定:銀座本店(東京都中央区銀座3丁目)、築地店(完全予約制)、心斎橋店(大阪市西区)で実施。銀座本店と心斎橋店は予約なしで来店可能。
- その他の買取方法:全国対応の宅配買取や出張買取も利用可能。
- 注意点:留め金が壊れていたり石が外れていたりしても、直さずそのまま持ち込んで大丈夫です。外れた石や部品がある場合は一緒に持参してください。
- 費用の有無:査定額を聞いてから売るかどうかを決められ、お断りした場合でも費用はかかりません。
詳しい情報は「おもいお」の公式サイトや公式LINEから確認できます。
まとめ
実家の屋根裏から見つかった古いジュエリーが約1億円で落札された今回のニュースは、古い品物に眠る思わぬ歴史的・デザイン的価値を教えてくれます。ご自宅に心当たりのある品物がある方は、まずは専門の窓口で査定を受けてみるのが確実な第一歩になりそうです。