概要
ElevenLabsは公式ブログを更新しました。音響効果を生成するAPIの最新モデル「SFX v3」を発表しています。複数の指示を順番通りにこなす能力が上がりました。人の声や音楽の処理も大きく向上しています。開発者は既存のエンドポイントからすぐに利用可能です。
何が発表された?
ElevenLabsの公式ブログによると、サウンドエフェクトAPIの最新版となる「SFX v3」が公開されました。既存のv2モデルに続くアップデートとなります。音響効果の生成品質が全体的に高められました。
利用にあたっては手順があります。POST /v1/sound-generation エンドポイントの model_id に「eleven_text_to_sound_v3」を指定するだけです。主な特徴は以下の通りです。
- 複数の指示を順番通りに反映するマルチパート生成の強化
- 人の声や音楽の処理の改善
- ゴングやチャイムなどの高音域で音が割れにくい特性
前と何が違う?
順番のある指示を正確に再現できる
SFX v3は特徴を持っています。複数の指示を出すときにその順番をしっかりと守るのが得意です。「砂利の上を歩く足音、その後に金属のドアが開く音」のように指示を出します。発生させたい出来事を時系列で並べると効果的です。
プロンプトの影響度を調整できる
出力が求めている音から少しずれてしまうときがあります。デフォルトが0.3である「prompt_influence」の値を上げてください。これで調整が可能です。値を高くすると、指示により忠実になります。生成ごとのブレが少なくなります。
音の長さやフォーマットの設定方法
効果音の長さはプロンプトの内容からモデルが自動で判断します。しかし特定のタイミングが必要な場合もあります。そのときは「duration_seconds」で時間を指定可能です。また別のパラメータもあります。「output_format」パラメータを使って設定します。mp3_44100_128やpcm_48000などのコーデックとサンプルレートを設定可能です。
ループ再生についての注意点は?
ループ再生機能については別の仕様があります。現時点では「eleven_text_to_sound_v2」でのみ動作します。ループ処理が必要なリクエストを送る場合です。このときはv2モデルを使います。「loop: true」を指定して使い分ける必要があります。
料金と提供形態は?
ElevenLabsの公式ブログが公開されています。しかし具体的な価格や無料枠の変更についての言及はありません。APIの従量課金システムを通じて提供されています。既存のユーザーはそのまま利用可能です。同じ仕組みのなかでモデルを切り替えて利用できます。
日本で使える?
日本から問題なく利用できます。ElevenLabsのアカウントを作成してください。API経由でエンドポイントにアクセスします。あるいはElevenCreative内の画面を使います。「Sound Effects」タブ、Flows、Studioといった画面です。これらからコードを書かずに試すことができます。
自分にはどう関係する?
エンジニアなら
APIのモデルIDを書き換えるだけで導入できます。そのため既存のアプリケーションに組み込んでいる機能があります。効果音生成機能を簡単に最新版へアップデート可能です。
企画・マーケティングなら
映像作品やプロモーション用の効果音があります。これをよりイメージ通りに作れるようになります。そのため制作物のクオリティを高めやすくなります。
まとめ
SFX v3は実用的なアップデートです。複数の指示や高い音の処理を改善しています。まずは開発環境やクリエイティブツールから試してください。v2モデルとの違いを比較してみましょう。