概要
Figmaが、画像や動画をAIで作る「Figma Weave」の使い方を紹介しました。作業の手順を部品としてつなげて、画面に残せます。
その手順は、あとから何度でも使い回せます。チームの仲間も、写真を入れ替えるだけで同じ仕上がりを再現できます。
商品写真やキャンペーン素材を、毎回撮影せずに作りたい制作チームにうれしい仕組みです。
何が発表された?
で、結局いつ、何が出たの?
Figma公式ブログ(2026年10月31日公開)が、Figma Weaveの活用法をまとめました。Weaveは、継続的な制作ニーズがあるクリエイティブチーム向けの基盤です。画像や動画の作成・編集を、チームで調整し再利用できる流れにします。
あわせて、Weaveツールのコミュニティ公開が始まったと案内しています。リンク先の文言によれば、Figma Communityで作られたツールをFigma Designから直接試せます。
新製品の発表というより、既存のWeaveの使い方と新しい連携の解説です。研究段階かどうかの区分は、元記事に明記がありません。
前と何が違う?
で、何ができるようになったの?
作業を「ノード」でつないで見える化
作業は「ノード」という部品に分かれます。画像やプロンプト(AIへの指示文)の追加、生成、編集がそれぞれ部品です。キャンバス上でつなぐと、どう作ったかが見え、前の部品に戻って直せます。
ブランチで複数の方向を同時に試せる
「ブランチ」は、同じ出発点から別の道を試す枝分かれです。元の素材を残したまま、別の指示や編集を試せます。
元記事の例は、ハイキング用品ブランドのリュック写真です。1つ目の枝では森の中に、2つ目の枝では山の上に置きます。森の色を直したり、山を短い動画にしたりもできます。
同じ指示を別のAIモデルに流し、結果を並べて比べることもできます。
細部は編集ノードで自分で直せる
編集ツールもノードとして使えます。元記事が挙げるのは次の6つです。
- Color correction:色相や彩度など、全体の色味を変える
- Compositor:画像・動画・文字・図形を重ねて1つにする
- Levels:影、中間調、ハイライトを調整する
- Trim:動画を、他のアプリを使わず短くする
- Crop:決まった比率や任意のサイズで切り抜く
- Painter:ブラシ、図形、消しゴムで描く
小さな変更は自分で直せます。元記事によると、再生成のクレジット(生成に使う利用枠)の節約にもなります。
手順を「Weaveツール」にして共有
商品写真の背景を消し、ブランドの背景に置き、SNS用に切り抜く手順を作ったとします。仲間は次の新商品で、写真を差し替えるだけで同じ仕上がりにできます。
この手順は「Weaveツール」にもできます。次の人は写真をアップロードして「Generate」を押すだけです。ノードも、指示文もいじりません。
Figmaのフレームとつながる「Figmaノード」
Figma Designのフレームをコピーして貼ると、Weave上でも元とつながったままになります。元を直せば、Weave側のFigmaノードにも反映されます。既存のレイアウトを土台に、キャンペーン用のバリエーションを作れます。
数字で見るとどう変わった?
数字は出ているの?
前の版と比べられる数値は、元記事にありません。ベンチマークや速度の提示もありません。
ライバルと比べてどう?
他のAI制作ツールとは違うの?
元記事は他社との比較をしていません。比べる材料が足りないため、表は作りません。
(編集部注)画像生成AIの多くは、1回の指示で1枚を作る使い方が中心です。Weaveの特徴は、手順そのものを部品として残し、チームで再利用できる点です。具体的な他社製品との優劣は、元記事から確認できません。
料金は?
いくらかかるの?
元記事に価格や無料枠の記載はありません。生成には「クレジット」を使うとの言及があります。金額や付与量は不明です。
日本で使える?
日本から使えるの?
まだ分かりません。元記事に、日本の提供状況や日本語対応の記載はありません。
- 公式ブログ末尾が案内するWeaveのヘルプセンターで、提供条件を確認する
- Figmaのアカウントが必要かどうかは、元記事では不明
- 日本語での指示文が使えるかは、確認できていない
- 小さな作業で試してから、チーム導入を考える
自分にはどう関係する?
自分の仕事では何が変わる?
エンジニアなら
元記事に開発者向けの仕様はありません。ただ、Run Any LLM nodeでAIモデルを選び、指示文を見直させる機能があります。Prompt Enhancer Nodeは、指示を具体的に書き直します。社内の制作フローを部品化する発想は参考になります。
企画・マーケティングなら
商品バリエーションの画像や、複数媒体向けの素材づくりが主な用途です。ブランドの見た目を保ったまま、フォーマットを変えて展開できます。指示は「照明を良く」ではなく、残す部分まで具体的に書くのがコツです。
経営者・管理者なら
成功した手順をWeaveツールにすれば、個人の技が共有資産になります。公開前に、仲間に説明なしで試してもらう検証が元記事で勧められています。料金は不明なので、導入前に確認が必要です。
まとめ
Weaveは、AI制作の手順を残して使い回すための基盤です。コミュニティ公開が始まり、他の人のツールも試せます。
まずヘルプセンターで提供条件と料金を確認してください。そのうえで、日々の定型作業を1つ選び、小さなワークフローとして試すのがよいでしょう。