要約版:専門用語を控えて説明しています
何が変わり、何が変わらないか
これまでの画面では、チャットが主な使い方の人が「受け身」のように見えていました。今回の変更で、チャットの利用が数字として表示されます。
一方、採用の段階を決める判定は変わりません。区分ごとの人数も同じです。チャットとVS Codeのエージェント画面は、利用状況として表示されるだけで、段階の判定には使われません。
利用とみなす条件と見られる人
28日間のうち2日以上使うと、その機能を使ったと数えます。1人が複数の機能で数えられることがあります。
見られるのは、企業の所有者や課金の管理者、組織の所有者などです。Copilot使用状況メトリクスのポリシーを有効にする必要があります。
GitHub Copilotを使う個々の開発者の操作や料金は、今回の変更で変わりません。影響があるのは、導入状況を確認する管理者や、利用状況の数字を社内に報告する立場の人です。
Copilot影響ダッシュボードは、組織がCopilotをどれだけ深く使っているかを示す管理者向けの画面です。単なるアクティブユーザー数ではなく、使い方の深さで利用者を区分し、プルリクエスト(コードの変更提案)の処理量と結びつけて見せます(GitHubドキュメント、11/8確認)。
画像:GitHub(公式発表)採用グラフは7機能から9機能へ
GitHub Changelogの11月6日付の発表によると、ダッシュボードの採用グラフ(Agent adoption chart)に、Copilot ChatとVS CodeのAgents windowが加わりました。対象は合計9機能になります。
これまでの7機能にはチャットが含まれていませんでした。チャットはCopilotの中心的な使い方の1つですが、画面に出ていなかったため、チャットを主に使う人が十分に捉えられていませんでした。
企業向けと組織向けの28日間利用状況レポートにも、同じ2機能が入ります。APIのcopilot_feature_engagement.totals_by_featureには、chatとvscode_agentという項目が追加されました。関連する更新として「Usage metrics API」の別の更新にも触れられています。
「Passive users」は「Chat-first users」に
もう1つの変更は、利用者の区分の名前です。「Passive users」(受け身のユーザー)という区分は、「Chat-first users」(チャット中心のユーザー)に改称されました。GitHubは、この区分に入る人の実態により合う名前にしたと説明しています。
この区分に入るのは、Copilotでは活動しているものの、対象の機能を28日間のうち2日以上使っていない人です。そのため、採用フェーズ(段階)の判定には入りません。
APIでは、この区分は従来どおり「No Cohort」という値で返されます。区分ごとの人数も変わりません。変わるのは表示上の名前と、チャットの利用が見える点です。
数え方のルールと注意点
利用とみなす条件は、他の機能と同じです。28日間のうち2日以上その機能を使った人を、その機能の利用者と数えます。1人が複数の機能で数えられることもあります。
チャットには、使用状況メトリクスで捉えられるCopilot Chatの利用が含まれ、エージェントモードも入ります。そのため、エージェントによるコード編集をした人は、チャットの利用者としても数えられます。
採用フェーズは変わっていません。ChatとVS CodeのAgents windowは、機能の利用状況として報告されますが、採用フェーズの判定には使われません。
報告の範囲にも制限があります。他の7機能と同じく、この2機能も企業・組織の28日間レポートだけに出ます。今回の変更より前の期間のレポートには、従来の7機能しか含まれません。