ひとことで言うと
株式会社Oh my teethが2026年10月26日に発表した調査によると、採用面接で面接官が見ているポイントは、受ける側が最も力を入れて準備する「服装・スーツ」よりも「話し方・声」や「表情」であることが明らかになりました。受ける側と面接官の間で、身だしなみや意識の向け方にズレがある実態が浮き彫りになっています。
何が発表されたのか
株式会社Oh my teethは、直近3年間に採用面接の面接官を務めた会社員500人を対象に、候補者の第一印象に関するインターネット調査を実施し、その結果を2026年10月26日に公開しました。事前の調査で直近5年間に面接を受けた経験がある780人の回答と比較し、受ける側と面接官側の意識のギャップを分析しています。
発表の中身をくわしく
準備する場所と目に入る場所のズレ
調査によると、面接を受ける側が最も準備していることの1位は「服装・スーツ」で52.3%にのぼりました。しかし、面接官側で実際に目に入る割合は36.8%にとどまり、両者の間には15.5ポイントの開きがありました。一方、面接官が実際に見ている上位には「話し方・声」(46.2%)や「表情」(40.6%)がランクインしており、受ける側が力を入れているポイントとは異なる場所に目が向いていることが分かります。
顔まわりで目立つ「目」と「歯・口元」
全身を対象にした設問では「歯・口元」は34.0%で6位でしたが、顔まわりに限定すると順位が大きく変わります。顔まわりで目に入る場所として、1位の「目」(45.2%)に次いで、2位に「歯・口元」(44.2%)がほぼ同率で続きました。髪型などの事前に整える要素以上に、話したり笑ったりする際に動くパーツが注目を集めています。
オンライン面接の影響と第一印象が決まる時間
回答者の86.0%がオンライン面接の実施経験があると回答しており、そのうち63.0%が「対面より口元が目に入りやすい」と感じています。また、面接官の63.0%が、候補者の第一印象は1分以内(「会って数秒」を含む)に決まると回答しており、限られた時間の中で表情や話し方、口元などが大きな印象を残していることがうかがえます。
数字で見るポイント
| 項目 |
数値 |
出典 |
| 面接を受ける側が最も準備したこと(服装・スーツ) |
52.3% |
株式会社Oh my teeth調べ |
| 面接官の目に入った項目1位(話し方・声) |
46.2% |
株式会社Oh my teeth調べ |
| 面接官の目に入った項目2位(表情) |
40.6% |
株式会社Oh my teeth調べ |
| 面接官の目に入った項目3位(服装・スーツ) |
36.8% |
株式会社Oh my teeth調べ |
| 歯並び・口元が印象に残った経験がある面接官の割合 |
73.8% |
株式会社Oh my teeth調べ |
| オンライン面接の実施経験がある面接官の割合 |
86.0% |
株式会社Oh my teeth調べ |
背景と業界への影響
近年の採用活動では、オンライン面接が定着したことで、画面越しでのコミュニケーションが主流になっています。対面とは異なり、画面上では上半身や顔まわり、特に表情や口元、話し方が限られた情報として伝わりやすくなります。今回の調査結果は、そうした採用環境の変化に伴い、面接官が候補者を評価するポイントも変化していることを示唆しています。
自分に関係ある?
就職活動や転職活動を控えているビジネスパーソンや学生にとって、面接対策の優先順位を考え直すきっかけになります。服装やスーツ、髪型といった事前の身だしなみを整えることは基本ですが、それだけに終始せず、面接官が見ている「話し方」や「表情」、そして会話中の口元の印象まで意識を向けることが重要です。
利用・取引できるか
本調査の結果は、PR TIMES等で一般に公開されており、誰でも詳細を確認することができます。詳細なデータや調査概要の確認については、発信元である株式会社Oh my teethの公式サイトやプレスリリースをご参照ください。
まとめ
採用面接における準備と、実際に面接官が見ているポイントには一定のズレがあることが今回の調査で分かりました。今後は形だけの身だしなみだけでなく、話し方や表情、口元などの印象管理も含めた総合的な対策が求められそうです。公式発表のデータも参考に、日頃の面接対策を見直してみましょう。