AI(人工知能)技術が社会全体に急速に拡大しています。開発企業には、技術の先進性だけでなく、説明責任や社会的な信頼関係の構築が強く求められています。
こうした中で起用されたヘーゼルベイカー氏は、OpenAIのグローバルコミュニケーション活動を統括します。同氏はあわせて、企業としての社会的立ち位置(コーポレートポジショニング)の確立も担います。

グローバル広報と公共政策を主導してきた20年の実績
ヘーゼルベイカー氏は、テクノロジー業界や政治の世界で20年近くにわたり、広報活動の戦略立案を率いてきた人物です。同氏はパブリックポリシー(公共政策や政府機関との交渉)についても、戦略立案を率いてきました。
急成長を遂げる企業が直面する様々な難題や、社会的な課題に対処するための助言を行ってきた経験を持ちます。
同氏は直近まで、配車・配達プラットフォーム大手であるUberのプレジデント兼最高コーポレートアフェアーズ責任者を務めていました。Uberでの約10年間に及ぶ在籍期間中、同氏は広範な部門を統括しました。対象は、グローバルコミュニケーション、マーケティング、パブリックポリシー、セーフティ(安全対策)、ピープル(人事)です。
Uberは野心的なスタートアップから、世界最大級のテクノロジープラットフォームへと成長しました。その過程で、同氏は企業の評判(レピュテーション)を形作る中心的な役割を果たしました。
また、世界各国で生じた複雑な規制上の問題や社会的摩擦に対し、対応策を指揮しました。その結果、世界的な事業拡大を支える体制が構築されました。
Uberに入社する前、ヘーゼルベイカー氏は写真共有アプリを運営するSnapで、コミュニケーションおよびパブリックポリシーのチームを率いていました。さらにそれ以前には、Googleで要職を歴任しました。
Googleでは、グローバルでのコーポレートコミュニケーション統括をはじめ、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域の広報活動、および欧州における政府関係(Government Relations)の責任者を担当しました。
同氏のキャリアは米国の政治分野から始まっています。地方、州、そして全国規模の政治キャンペーンで指導的な立場を歴任しました。
2008年の米大統領選挙においては、ジョン・マケイン上院議員の陣営で全国コミュニケーションディレクター兼筆頭報道官を務めた実績があります。また、ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長のもとで、プレスセクレタリー(報道官)としても活動しました。








