AI議事録・AIボイスレコーダー比較:PLAUD・Notta・スマホ標準アプリ・Google Meetの違い
録音した会議や商談を、AIで文字起こしして要約まで作る方法は、専用のレコーダーを買う・アプリを契約する・手持ちのスマホやWeb会議の機能を使う、の3通りあります。このガイドでは代表的な6つを、各社の公式サイトに載っている価格と仕様だけで並べました。編集部が実際に使って評価したものではありません。
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迷ったら、この組み合わせ
対面の会議も、電話も、まとめて記録したい人は
通話と対面の録音を自動で切り替え、連続録音は最大50時間と公式に記載。
立ち話や外回りで、手を空けたまま録りたい人は
重さ17.4g。クリップ・ピン・ネックストラップ・リストバンドの4通りで身につけられる。
まず無料で、Web会議の議事録から試したい人は
無料で月120分。Zoom・Teams・Google Meet・Webexの文字起こしに対応と記載。
お金をかけず、手持ちのスマホで済ませたい人は
AppleiPhone標準アプリiPhone「ボイスメモ」GooglePixel標準アプリPixel「レコーダー」
iPhone 12以降のボイスメモ、Pixelのレコーダーは追加料金なしで日本語の文字起こしに対応。
サイソク判定
PLAUD NotePin SPR
Notta
iPhone「ボイスメモ」
Pixel「レコーダー」
Google Meet「自動メモ生成」
比較表
| 項目 | PLAUD NOTE ProPR | PLAUD NotePin SPR | Notta | iPhone「ボイスメモ」 | Pixel「レコーダー」 | Google Meet「自動メモ生成」 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格(導入時) | 30,800円(税込) | 28,600円(税込) | 0円から(フリープラン) | 0円(iPhoneの標準アプリ) | 0円(Pixelの標準アプリ) | 1ユーザー月1,600円(税別)から。Google Workspace Business Standardの場合 |
| 月額/買い切り | 本体は買い切り。AIプランはStarter無料/Pro 月1,400円/Unlimited 月3,333.33円(年額一括払いの場合の月額) | 本体は買い切り。AIプランはStarter無料/Pro 月1,400円/Unlimited 月3,333.33円(年額一括払いの場合の月額) | 月額制。プレミアム月1,185円・ビジネス月2,508円(年間プラン・12か月一括払いの月あたり、税込)。月払いの料金は公式サイトで確認 | 追加料金なし | 追加料金なし | 月額制(Workspaceの契約、または対象のGoogle AIプラン)。Business Starterは対象外 |
| 文字起こし言語・日本語の公式記載 | 112種類以上の言語。話者ごとに整理。日本語の精度の数値は記載なし | 112種類以上の言語。話者ごとに整理。日本語の精度の数値は記載なし | 日本語特化AIと58言語に対応。フォーマルな会議で認識精度98.86%以上と公式FAQに記載 | 日本語を含む10言語で文字起こし(iPhone 12以降) | 日本語のリアルタイム文字起こしに対応(Pixel 3以降) | 日本語を含む8言語。1回の会議は1言語のみ |
| AI要約 | あり。要約テンプレート10,000種類以上、自作テンプレートも可 | あり。PLAUD NOTE Proと同じアプリ・テンプレート | あり。フリー月10回/プレミアム月100回/ビジネス月200回 | Apple Intelligenceの作文ツールで要約(iPhone 15 Pro以降などの対応機種) | Pixel 8以降で日本語の要約に対応(5分〜1時間の録音) | Googleドキュメントに会議メモを自動作成。「ここまでの要約」も |
| 録音できる場面(対面/通話/Web会議) | 対面・通話(自動で判別)。Web会議は無料のPlaud Desktopで | 対面(最大3m)。Web会議はPlaud Desktopで。通話録音は非対応 | Web会議(Zoom・Teams・Google Meet・Webex)・対面・電話・音声ファイル | iPhoneのマイクで対面の会話を録音。通話・Web会議はこのページに記載なし | スマホのマイクで対面の会話を録音。話者ラベルは英語のみ | Google MeetのWeb会議 |
| バッテリー・対応端末 | 最大50時間の連続録音(長時間駆動モード)。64GB・30g・薄さ2.99mm | 最大20時間の連続録音。64GB・17.4g。4通りの装着、Apple「探す」対応 | Web版・スマホアプリ・デスクトップ版・Chrome拡張。専用レコーダー「Notta Memo」(25,500円税込)も販売 | iPhone 12以降 | Google Pixel 3以降・Pixel Tablet | Google Meet(Googleカレンダーや会議画面からオン) |
| 無料枠 | Starterプランで毎月300分の文字起こし | Starterプランで毎月300分の文字起こし | 月120分(1回3分まで)・ファイル読み込み月50個・AI要約月10回 | すべて追加料金なし(Apple Intelligenceの一部機能に1日の使用上限) | すべて追加料金なし | なし(無料の個人アカウントは対象外) |
| 1回・1日の上限 | 文字起こしは1日最大24時間(Unlimitedプランの場合) | 文字起こしは1日最大24時間(Unlimitedプランの場合) | 有料プランは1回5時間まで | 公式サイトで確認 | 1回の録音は最大18時間 | 15分〜8時間の会議が対象 |
| データ保存・プライバシーの記載 | ISO 27001/27701・SOC 2・HIPAA・GDPR・EN 18031に準拠と記載。同意しない限りAIの学習には使わない | ISO 27001/27701・SOC 2・HIPAA・GDPR・EN 18031に準拠と記載。同意しない限りAIの学習には使わない | データは日本国内に保管、多重暗号化。SOC 2報告書・ISO 27001を取得と記載 | 公式サイトで確認 | アカウントなしなら録音は端末内に保存。要約はクラウドの隔離環境で実行と記載 | 管理者は参加者に同意を求める設定ができる |
| 公式サイト | 公式(PR・新しいタブで開きます) | 公式(PR・新しいタブで開きます) | 公式(新しいタブで開きます) | 公式(新しいタブで開きます) | 公式(新しいタブで開きます) | 公式(新しいタブで開きます) |
選ぶ前に決めておく5つのこと
1
録る場面は「対面」「通話」「Web会議」のどれか
電話の録音まで必要なら、通話と対面を自動で切り替えるPLAUD NOTE Proが候補です(PLAUD NotePin Sは公式FAQで通話録音に非対応と明記)。Web会議が中心ならNottaかGoogle Meetの自動メモ生成、PLAUDも無料のPlaud Desktopでボットを入れずに記録できます。
2
まず手持ちのスマホで足りるか試す
iPhone 12以降のボイスメモと、Google Pixelのレコーダーは、追加料金なしで日本語の文字起こしに対応しています。要約はiPhoneがApple Intelligence対応機種、Pixelが8以降に限られます。足りないと感じてから専用品を検討しても遅くありません。
3
料金は「本体」と「毎月の文字起こし時間」の両方で見る
PLAUDは本体の買い切りに加えて、無料のStarterプランで毎月300分。Nottaの無料プランは月120分ですが1回3分までです。週に何時間の会議を録るかを先に計算すると、必要なプランが決まります。
4
日本語の精度は、公式の記載と無料枠で確かめる
この6つのうち、日本語の認識精度を数値で公表しているのはNottaだけです(フォーマルな会議で98.86%以上、収音しにくい環境では低下と記載)。精度は話し方や環境で変わるため、無料枠で自分の会議を一度録ってみるのが確実です。
5
社外秘や個人情報を録るなら、データの扱いを確認する
保存場所、取得している認証、AIの学習に使われるかどうかの記載は、サービスごとに違います。また、録音や自動メモ生成を使うときは、相手や会議の参加者に一言伝えておきましょう。
1つずつ見る:できること・注意点
PLAUD NOTE ProPR
30,800円
クレジットカードサイズ(薄さ2.99mm・30g)のAIボイスレコーダー。4基のマイクで最大5m先の声を収録し、通話か対面かを自動で判別して録音します。文字起こしと要約はPlaudのアプリで行います。
公式の記載でできること
- 通話と対面の録音を自動で切り替える「スマートデュアルモード」。
- 連続録音は音声強化モードで最大30時間、長時間駆動モードで最大50時間。本体ストレージ64GB。
- 112種類以上の言語で文字起こしし、話者ごとに整理。要約テンプレートは10,000種類以上。
- 無料のPlaud Desktopで、ボットを参加させずにWeb会議も録音できる。
注意点
- 本体代とは別に、文字起こしを月300分より多く使うなら有料プラン(Pro月1,400円〜、年額一括払いの場合)が必要。
- Unlimitedプランでも文字起こしは1日最大24時間まで。
- 日本語の認識精度について数値の記載はない。

PLAUD NotePin SPR
28,600円
重さ17.4gの身につけるタイプのAIボイスレコーダー。長押しで録音、短押しでその瞬間をハイライトとして記録します。クリップ・ピン・ネックストラップ・リストバンドの4種類の装着アクセサリーが付属します。
公式の記載でできること
- 17.4gと軽く、4通りの方法で身につけられる。
- 最大3m先の声を収録。連続録音は最大20時間、スタンバイは最大40日間。
- Apple「探す」に対応し、置き忘れても探しやすい。
- 文字起こし・要約・Plaud DesktopでのWeb会議録音はPLAUD NOTE Proと共通。
注意点
- 通話録音には対応していない(公式FAQに明記)。
- 集音距離(最大3m)と連続録音時間(最大20時間)はPLAUD NOTE Proより短い。
- 文字起こしを月300分より多く使うなら有料プランが必要。
Notta
0円から
Web版・スマホアプリ・デスクトップ版・Chrome拡張で使える文字起こしサービス。Web会議、対面、電話、音声ファイルをテキストにし、AIで要約します。公式サイトでは「日本語特化AIと58言語対応」とうたっています。
公式の記載でできること
- Zoom・Teams・Google Meet・Webexの会議を文字起こしできる。
- フォーマルな会議では認識精度98.86%以上と公式FAQに記載(収音しにくい環境では低下するとも記載)。
- データは日本国内に保管し、送信時・保存時ともに多重暗号化。SOC 2報告書・ISO 27001を取得と記載。
- クレジットカード登録なしで無料プランを始められる。
注意点
- 無料プランは月120分、1回3分まで。AI要約は月10回。
- 料金ページの表示は年間プラン(12か月一括払い)の月あたり額。月払いの料金は公式サイトで確認。
- 「AI学習なし」はエンタープライズプランの項目として記載されている。
iPhone「ボイスメモ」
0円
iPhoneに最初から入っている録音アプリ。iPhone 12以降では、録音中・録音後に日本語を含む10言語で文字起こしを表示できます。Apple Intelligenceの対応機種では、作文ツールで文章を要約できます。
公式の記載でできること
- 追加のアプリや料金なしで、日本語の文字起こしを表示できる(iPhone 12以降)。
- 文字起こしの全文コピーや、文字起こし内のキーワード検索ができる。
- Apple Intelligenceの対応機種(iPhone 15 Pro以降など)では、作文ツールで要約できる。
注意点
- 要約はApple Intelligence対応機種のみ。一部の機能には1日の使用上限があると記載。
- 一部の国や地域では文字起こしを利用できない。
- 話者の区別や通話録音について、この公式ページには記載がない。
Pixel「レコーダー」
0円
Google Pixelに入っている録音アプリ。日本語のリアルタイム文字起こしに対応し、Pixel 8以降では文字起こしした録音を日本語で要約できます。
公式の記載でできること
- 日本語のリアルタイム文字起こしに対応(Pixel 3以降)。
- Pixel 8以降は、5分〜1時間の録音を日本語で要約できる。
- 1回の録音で最大18時間記録できる。
- Googleアカウントなしで使えば、録音を端末の中だけに保存できる。
注意点
- Google Pixel(とPixel Tablet)専用。
- 話者ラベル(話し手の区別)は英語のみ。
- 要約は言語によってインターネット接続が必要で、クラウドの隔離環境で実行されると記載。
Google Meet「自動メモ生成」
月1,600円から
Google MeetのGeminiによる機能で、会議のメモをGoogleドキュメントに自動で作ります。途中から参加しても「ここまでの要約」で内容を追えます。日本語の会議に対応しています。
公式の記載でできること
- 日本語を含む8言語の会議に対応。
- 会議メモをGoogleドキュメントに自動作成。会議の直後、ハイライトのリンクが主催者にメールで届く。
- 管理者は、自動メモ生成の前に参加者の同意を求める設定ができる。
注意点
- 職場・学校のGoogleアカウント、または対象のGoogle AIプランが必要。Workspaceの場合Business Starterは対象外。
- 1回の会議は1言語のみ。複数の言語が混ざる会議には非対応。
- 15分〜8時間の会議が対象。対面の会話は公式ページ「あらゆるシーンで使う方法」で確認。
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よくある質問
Q. スマホの標準アプリだけで議事録は作れますか?
A. 文字起こしまでなら作れます。iPhone 12以降のボイスメモは日本語の文字起こしに対応し、Apple Intelligence対応機種では作文ツールで要約できます。Google Pixelのレコーダーは日本語の文字起こしに対応し、Pixel 8以降なら日本語で要約できます。電話の録音や長時間の会議、要約の形を細かく決めたい場合は、専用のレコーダーやアプリを検討するとよいでしょう。
Q. PLAUD NOTE ProとPLAUD NotePin Sの違いは?
A. 公式の記載では、通話録音に対応しているのはPLAUD NOTE Proだけです。集音距離はNOTE Proが最大5m・NotePin Sが最大3m、連続録音は最大50時間と最大20時間、重さは30gと17.4g、価格は30,800円と28,600円(いずれも税込)です。NotePin Sは身につける形で、4種類の装着アクセサリーが付属します。
Q. 無料でどこまで使えますか?
A. PLAUDは本体の購入が前提で、無料のStarterプランで毎月300分まで文字起こしできます。Nottaの無料プランは月120分(1回3分まで)、AI要約は月10回です。iPhoneのボイスメモとPixelのレコーダーは追加料金なしです。Google Meetの自動メモ生成は、対象のWorkspaceやGoogle AIプランが必要です。
Q. Web会議の議事録には、どれが向いていますか?
A. NottaはZoom・Teams・Google Meet・Webexの文字起こしに対応しています。会議がGoogle Meet中心なら、日本語に対応した自動メモ生成も候補です。PLAUDの2製品も、無料のPlaud Desktopでボットを参加させずにWeb会議を録音できます。
Q. 録音データのセキュリティは大丈夫ですか?
A. 公式の記載を比べると、PLAUDはISO 27001/27701・SOC 2・HIPAA・GDPRなどへの準拠と、同意なしにAIの学習に使わないことを明記しています。Nottaはデータを日本国内に保管し、多重暗号化していると記載しています。社外秘を扱う場合は、各社のセキュリティページと自社の規程を確認し、録音することを参加者に伝えてから使いましょう。