同行がメール配信に使ったメールアドレスが外部に漏えいしたと、同行が2026年11月5日付のニュースリリースで発表しました。
漏えいの経路になったのは、アララ株式会社のメール配信サービス「アララメッセージ」です。アララメッセージは、企業が会員や取引先にまとめてメールを送るための配信サービスです。三井住友銀行は、一部のメール配信業務でこのサービスを使っていました。
主に法人のお客さま向けにメールを配信していましたが、一部の個人事業主のお客さま向けの配信にも同じサービスを使っていました。
漏えいしたのは、2026年7月1日から10月31日までに三井住友銀行が配信したメールの宛先(メールアドレス)です。件数は227,216件です。アララ株式会社からは、同行に関して漏えいした情報はこのメールの宛先に限られるとの報告を受けています。同行は、お客さまと関係者に多大な心配と迷惑をかけたとして、深くお詫びしています。
サイソクの過去記事では、アララメッセージへの不正アクセスが広がっていると伝えています。持ち出されたメールアドレスは約7,700万件と精査中だとされています(アララのメール配信で約7,700万件流出の恐れ、11/5確認)。
同記事によると、被害は次のとおりです。
- 共用環境の1システムから、契約企業の環境のサーバー97台に拡大
- 対象は最大約380社と推計
今回の227,216件は三井住友銀行がメール配信に使ったアドレスの件数で、サービス全体の件数とは対象が異なります。両者は同じ基準で数えられた数字ではないため、単純に比べることはできません。
日本の利用者は対象かどうかをこう確かめる
対象は、三井住友銀行がアララメッセージで送ったメールの宛先です。同行は主に法人向けの配信でこのサービスを使い、一部の個人事業主向けの配信にも使っていました。法人の担当者や個人事業主として同行からメールを受け取っていた人は、対象になる可能性があります。
期間は2026年7月1日から10月31日までです。この間に同行からメールを受け取っていたかが目安になります。
ただし、対象となったお客さま一人ひとりへの個別の連絡方法は示されていません。アドレスが含まれているか心配な場合は、後述の専用窓口に問い合わせられます。
10月28日は漏えいなし、11月2日に確認
10月28日、アララ株式会社から、第三者による不正アクセスが発生したという報告を受けました。このときの報告では、ログ調査の結果、情報の漏えいは確認されていないとされていました。
その後、アララ株式会社の調査で、不正アクセスによりメールアドレスが外部に漏えいしたことが確認されたと、11月2日に報告を受けました。10月28日の時点と11月2日の時点では、漏えいの有無の説明が変わっています。



