対象は、GitHub Copilotの使用状況メトリクスを企業や組織で管理している人です。Copilotを個人で使うだけの人には、画面も操作も変わりません。
提供の日付について説明します。GitHub Changelogの一覧では、この更新は「Nov.05」の日付で「Improvement(改善)」として載っています。ページの公開日時は、日本時間で2026年11月6日9時19分です。
GitHub Copilotは、AIがコードを書いたり見直したりする開発支援ツールです。今回の追加は、その見直し機能であるCopilot code reviewの結果を、管理者が数字で追えるようにするものです。GitHub Changelogによると、リポジトリ単位のレポートに新しい項目が入りました。
GitHub Copilotは日本で使えます。公式ドキュメントも日本語で公開されています(当サイトの確認:11/3)。今回の項目の日本での扱いについて、特別な制限は発表されていません。
リポジトリごとに「対応率」を出せる2つの数字
追加されたのは、各リポジトリの1日分の行にあるcopilot_code_reviewというオブジェクトです。中心になる項目は2つあります。
- total_comments_evaluated:開発者が対応したかを確認したCopilotの指摘の数
- total_comments_addressed:そのうち、開発者が対応した指摘の数
後者を前者で割ると、対応率になります。ここでの「対応」は幅広く数えます。提案をそのまま適用した場合に加え、Copilotに修正を頼んだ場合や、自分でコードを書き換えた場合も対応です。別のプルリクエストで直すと返信した場合も含まれます。
もう1つの項目が、total_merged_no_human_change_request_after_reviewです。Copilotが最初に見直したあと、人が修正を求めずにマージされたプルリクエストの数を示します。
重大度・レビューの段階・カスタマイズ別の内訳
2つの指摘数は、4つの切り口で分けて取得できます。
- 重大度:high、medium、lowなど
- レビューの段階:lite、balanced、maxなど
- 指摘の種類:バグ、セキュリティ、リポジトリ独自のコーディング規約に基づくcustomなど
- カスタマイズ:カスタム指示、スキル、MCPサーバー、またはなし
これにより、どんな種類の指摘が実際に直されているかが分かります。カスタム指示やスキル、MCPサーバー(AIが外部のツールやデータにつながる仕組み)が効いているかも比べられます。人がレビューのあとも修正を求めているかどうかも、確かめられます。
従来のpull_requestsの項目は、Copilotのコードレビューが動いた回数と、提案を適用するボタンが押された回数を示していました。GitHubの説明では、開発者は多くの指摘をボタン以外の方法で直しています。新しい項目は、その取りこぼしを補う位置づけです。発表では、適用ボタンの回数だけでは対応の全体を捉えにくいという点が理由として挙げられています。






