今回の音声会話とアバターは、まず米国のMuseアプリで順次提供が始まりました。日本の利用者が使えるかどうかは、まだ発表されていません。今の日本向けのMuseは、これまでどおり使えます。
Museは、Metaが提供する個人向けのAIエージェント(自分で手順を進めるAI)です。今回は、文字で指示を打つだけでなく、声で話しながら使えるようになりました。
画像:Meta(公式発表)電話アイコンを押すだけ、携帯・Web・Macで使える
Metaのニュースルームによると、9月のConnect 2026で披露していた「Museとのリアルタイムの会話」が、いよいよ提供段階に入りました。対象は携帯アプリ、Web、Macです。画面右上の電話アイコンを押すと、会話が始まります。
Metaは、声で話す利点を「考えながら口に出したほうが楽なとき」にあると説明しています。細かい指示文(プロンプト)を考えなくても、思いつきを話しながら形にできます。
例として挙がっているのは旅行の計画です。行きたい都市や、朝目覚めたい場所の雰囲気など、まとまっていない案から話し始めます。Museが話の流れを受けて、会話の最中に作業を進めます。散歩中や夕食の準備中でも使えるとしています。
もう1つの例が、声に出す練習です。就職の面接、プレゼンテーション、企画の売り込みを想定しています。返事を聞いてその場で答えるので、本番に近い感覚になるとMetaは説明しています。
アバターは表情と身ぶりで反応、声は数百種類から
会話中、アバター(画面上の分身)は声の調子に合わせて、控えめな表情や身ぶりを見せます。ユーザーが話している最中にも反応するため、話を聞いていることが伝わるとしています。
見せ方は3通りから選べます。
- 声だけ
- 会話の横にアバターを表示
- 全画面で向き合って話す
声は数百種類から選べます。Metaの例では、ニューヨーカー風の活気ある声や、海賊風の声があります。気分に合わせて、いつでも切り替えられます。
この会話を支えるのが「Muse Realtime Avatar」と「Muse Realtime Voice」という技術です。人と話すように話しかけ、返事をすぐに聞けます。話の途中で割り込むこともできます。
日本での利用は未発表、今のMuseは日本でも使える
Museは、Metaが2026年10月23日に日本での提供を始めたと発表しています。iOS、Android、Web(muse.ai)で使えます(当サイトのMeta Museガイド、11/3確認)。基本機能の多くは無料で、有料プランもあります(当サイトの料金ガイド、11/3確認)。
ただし、今回の音声会話とアバターについては、提供は「まず米国」と書かれているだけです。日本で使える時期は示されていません。
過去には、Museはシンガポールでも提供が始まり、ShopeeやGrabなどと連携しています(Meta、個人向けAIエージェント「Muse」をシンガポールで提供)。国や地域ごとに、順番に広がっている状況です。
日本向けの案内は、米国での提供状況を見て待つ形になります。
次はAI GlassesとMuse Charmへ
Metaによると、Museとの音声会話は、AI GlassesとMuse Charmにも近く対応する予定です。