最新SlackとTeamsの@GitHubが一般提供に
Google ・ AI・テクノロジー

pandasの1行でAI予測・時系列予測 BigQueryの新機能「.bigquery」アクセサー

Google Cloud 公式発表掲載 2026/11/08読了 4分

本ページはプロモーションを含みます

pandasの表に「.bigquery.ai」を付けるだけで、BigQueryのAI関数を手元のコードから呼び出せるようになりました

続きを読む

pandas(Pythonで表データを扱う定番ライブラリ)を使っている人は、BigQueryのAI関数を手元のコードから呼び出せるようになります。必要なのはGoogle Cloudのプロジェクトです。pandasを使っていない人には何も変わりません。

Google Cloud公式ブログによると、今回の機能は「BigQuery DataFrames(BigFrames)」の「.bigquery」アクセサーです。

BigQuery DataFramesは、pandasと似た書き方でBigQuery上のデータを扱うためのライブラリです。アクセサーとは、既存のpandasの表や列に新しい機能を足す仕組みです。

回帰が1回の関数呼び出しで済む

公式ブログは、線形回帰を例に違いを示しています。従来は、CSVを読み込み、説明に使う列と目的の列を分けていました。scikit-learnで標準化と学習のパイプラインを作り、新しいデータで予測していました。

新方式では、学習用の表に対して「train_df.bigquery.ai.predict(new_data_df, label_col='target_metric')」を呼ぶだけです。予測にはTabFMというモデルが使われます。

TabFMは、表データの回帰と分類のために、Google Researchが開発した学習済みの基盤モデルです。9月1日の公式ブログによると、BigQueryではプレビュー提供です(Google Cloud公式ブログ、11/8確認)。学習や調整の手順を省いて予測できる点が特徴です。

手元では計算せず、SQLに変換して実行

仕組みはこうです。「.ai.predict()」のようなメソッドを呼ぶと、BigFramesがpandasの操作をGoogle標準SQLに変換します。そしてBigQueryの基盤上でモデルを実行し、結果をふつうのpandasの表として返します。

結果はpandasのSeriesやDataFrameなので、絞り込みや並べ替えにそのまま使えます。

使える関数は14種類

公式ブログが挙げる関数は、列(Series)向けと表(DataFrame)向けに分かれます。

  • Series向け: embed()、generate_embedding()、generate_table()、generate_text()、similarity()
  • DataFrame向け: classify()、forecast()、generate()、generate_bool()、generate_double()、generate_int()、if_()、predict()、score()

embed()は、「text-embedding-005」を指定して文字列をベクトル(意味を表す数値の並び)に変えます。similarity()は、要素と目標の文字列との類似度(コサイン類似度)を返します。例では、「dog」と「fish」を「shrimp」と比べ、0.629751と0.768028が出ています。

時系列予測は商品ごとに3日先まで

forecast()は、日付、商品ID、売上の列を持つ表で使います。例では、列を指定し、予測期間(horizon)を3日にしています。結果には、予測値のほか、予測の幅の下限と上限が付きます。

裏側ではTimesFMが動きます。Google Researchが公開する時系列予測の基盤モデルで、多くのデータセットで事前に学習済みです。独自モデルを作らずに予測できます(BigQueryのTimesFMモデルの公式ドキュメント、11/8確認)。

model引数で「TimesFM 3.0」を指定すると、最新版を使えます。BigQueryではプレビュー提供です。公式ブログは、GIFT-Eval、FEV-Bench、TIMEの各ベンチマーク(性能テスト)で1位としています。

if_()は、自然言語の条件で行を絞る関数です。標準では「minimize_cost」で動きます。手元の軽量モデルが大半の行を処理し、残りだけをGeminiに送ります。全行をLLMに送るには「maximize_quality」を指定します。

使い始める前の準備

例を試すには、Google Cloudのプロジェクトに次の2つの役割が必要です。クエリを実行するのは「BigQuery ジョブユーザー(roles/bigquery.jobUser)」です。基盤モデルを使うには「Agent Platform User(roles/aiplatform.user)」が必要です。

そのうえで、JupyterにpandasとBigFramesをインストールします。コードでは、bigframes.pandasを読み込み、プロジェクトIDを設定します。

公式ドキュメントによると、ほとんどの場合はエンドユーザーの認証情報を使います。その場合、CONNECTION引数は空のままでかまいません。クエリが48時間以上かかる見込みなら、BigQuery接続を指定する必要があります(Google Cloudの公式ドキュメント、11/8確認)。

公式ブログは、全コード例をまとめたノートブックも案内しています。

Google Cloudの発表を読む

使う人への影響

影響:一部の人
  • pandasで分析する担当者は、学習用のコードを書かずに予測や分類を試せます。
  • 料金は発表されておらず、BigQueryの利用料が別に必要かは公式ドキュメントで確かめる必要があります。

発表内容をもとにした一般的な情報です。導入や契約の判断は、公式情報を確かめたうえでご自身で行ってください。

一部で提供中

サイソクの判定

pandasで分析している人は、公式ノートブックのコード例で小さなデータから試し、必要な権限を確かめるとよいでしょう。

主な対象
データ分析者

11/8時点の判定。発表内容をもとにAIで判定しています。最新の提供状況は公式情報をご確認ください。

すぐにできること

  1. 1公式ブログのノートブックで、ai.embed()など小さな例から動かす
  2. 2自分のGoogle Cloudプロジェクトに必要な権限が付いているか確認する
  3. 3BigQuery AI関数の料金を、公式の料金ページで確認する

よくある質問

Q. BigQueryのai.forecast()は、独自モデルの学習が必要ですか?
必要ありません。組み込みのTimesFMを使うため、独自モデルを作って学習せずに予測できます。細かい調整が必要なときはARIMA_PLUSモデルを使う方法もあります(公式ドキュメント、11/8確認)。
Q. BigQuery AI関数で48時間以上かかるクエリはどう設定する?
クエリが48時間以上かかる見込みなら、BigQuery接続を作り、CONNECTION引数に指定します。通常はエンドユーザーの認証情報を使い、引数は空のままで構いません(公式ドキュメント、11/8確認)。
Q. TabFMは表データのどんな予測に向いていますか?
回帰と分類に使う、表データ向けの学習済みモデルです。SQLの1つの文で予測でき、学習や展開の手順を省けます。数百万行規模の予測表も扱えます(Google Cloud公式ブログ、11/8確認)。

この記事をシェアする

出典と更新履歴

出典(公式)
Google Cloud公式ブログ「Zero-shot predictions in Pandas using the new BigQuery Accessor」
日時
公式発表 サイソク掲載
確認方法
公開前に、本文を出典と自動で照合しています(事実確認 92点/100点、70点未満は非公開)。制作と確認の方法
誤りの報告
お問い合わせから受け付けています。直した記事は訂正履歴に残します。

次に読む記事

同じ話題の記事提供中LookMLの指標定義をAIが使えるLookMLの指標計算式を、Knowledge Catalog経由でAIエージェントが使えるように。続きを読む

NEWSLETTER

毎朝7時、昨日のAIニュースの要点を5本

前日に出た記事から大きな発表を選び、1本2行でまとめてメールで届けます。無料・いつでも解除できます。

確認メールのリンクを開いた時点で登録完了です。アドレスは配信にだけ使います(プライバシーポリシー)。 配信の内容

大きな速報を、通知ですぐに

主要企業の大きな発表だけ、1日4回まで。夜22時〜朝7時は鳴らしません。いつでも解除できます。

本記事は公式発表の文章をもとにAIが要約・解説して自動生成したものです。誤りが含まれる可能性があるため、正確な仕様・料金は公式発表をご確認ください。元記事を読む制作方法と事実確認の手順は編集方針をご覧ください。誤りのご指摘はお問い合わせから受け付けています。